皆さん、こんにちは。
令和2年登録のまだまだ新人行政書士、小池です。
初めましてでもありますので、私がなぜ行政書士になったのかをお話させて頂きます。
我が家は代々石材店を営んでいます。
私で7代目になりますが、歴史だけは立派なものです。
父が10年ほど前に亡くなり、いろいろゴタゴタして法人から個人成りしたりしたので、順風満帆に続いているわけではありません。
家業をやり始めた当初は「終活」や「墓じまい」なんて言葉はまだ存在していなかったように記憶しています。
平成10年代くらいになってから、独り身の方やご夫婦で子供のいない方にむけて「永代供養墓」があちらこちらで建立されていきました。
その後は「海洋葬」や「樹木葬」はたまた「宇宙葬」なるものまで生まれてきました。
多様性が重視される現代ですから、葬儀や埋葬のかたちもいろいろでいいのかもしれません。
しかし、それは同時に従来の枠組みの中で商売をしてきた我々「石材店」、さらには葬儀や供養の受け皿を担ってきた「寺院」にとっては厳しい時代になってきたと言わざるを得ません。
そんな中、「石材店」だけで商売を続けていく難しさを、年々感じていました。
そこで私は、「永代供養墓や樹木葬を求める人たちは、あとの面倒をみてくれる家族がいないのではないか。そういう人たちは誰に頼ればいいのか?」「それならば、私自身でその役割をできないだろうか。」との思いから、行政書士になろうとの結論に至りました。
思い返すと私、大学は法学部でした。
「六法ってなんだっけ、、、」という所から始めて、計四回の試験を経て、合格できました。
頑張る方ですと1回目の試験で合格するのですが、幸か不幸か、この間「石材店」も結構忙しく、昼間は現場仕事、夜は受験勉強の日々でしたので、回数の部分は目をつぶってください。
行政書士登録をしてから、少しづつ仕事をいただくようになりました。
しかしながら、まだまだ自分が目指した行政書士への道は見つかっていません。
これからもいろいろな業務をこなして(もちろん石材店も含めて)これからの時代のニーズに合ったサービスを生み出せたらと思って、日々精進を重ねて行きます。