鎌倉市立図書館セミナーの報告

鎌倉市立図書館セミナーの報告

テーマ
明るい終活のお話 ~お一人になっても、独りぼっちにならないための老後の備え~

 

鎌倉支部では、10月27日(土)鎌倉市立中央図書館において4年ぶりとなる図書館セミナー「暮らしの役立ち講座」を開催しました。参加者は17名でした。

セミナーでは、当支部会員の湯前大作先生が「【明るい終活のお話】~お一人になっても、独りぼっちにならないための老後の備え~」というテーマで講師を務め、2名の手話通訳付きで行われました。この手配は、図書館が情報発信を積極的に行い、障害のある方々にも広く参加していただきたいという思いから実現したものです。

前半では「お金と介護」に焦点を当て、後半は主に予防可能な認知症についての内容でした。最後には、元気なうちに「やっておきたいことリスト」として、遺言書や任意後見契約書の作成など9項目について触れ、その理由も説明しました。参加者は時折笑い声を交えながら、熱心に耳を傾けていました。

図書館の担当者からも、「これまで聞いたことがないような事例や内容が聴けて、とても参考になった」との感想をいただきました。

本セミナーは、多様な要素を盛り込んだ講義であり、参加者の皆様が日常生活の中で「こういうことが不安だったのだな」と気づくきっかけになれば幸いです。

(星原 進)