令和2年度第1回鎌倉支部研修会
令和2年6月18日(木)16時より総合司会の早乙女和男会員の挨拶で始まり、研修委員の小林三千世会員の開会の挨拶により鎌倉支部研修会が開催されました。支部研修会のテーマは「ウェブ会議システムの操作と活用について」。新型コロナウィルス感染拡大により、人との接触を減らすため、テレワークが急増し、それに伴いウェブ会議を行うためのツールが一気に普及してきました。支部研修会では3部構成となり、鎌倉支部・他支部合わせて30人がウェブ会議システムZoomで参加しました。
第1部では、常木一典会員が講師を務め、Zoomの基本操作練習、活用方法、注意点等についての解説がありました。用語の説明から始まり、一つ一つ細かな操作方法、Zoomの概要説明、打ち合わせ・会合・総会、テレワーク・セミナー・懇親会などの様々な活用の仕方を参加者も操作を行いながらの実践を交えての解説でとても分かりやすく理解を得ることができました。またミーティング参加中に考えられる失敗、トラブル対策、ミーティングの開催方法、セキュリティ対策・その他の注意点などの細やかな対応策の解説があり、ミーティングの途中で慌てることなく続けられるという安心感を持つこともできました。
第2部は、Zoomを使ったリモート打ち合わせの実演「こんなとき、どうする?~ペットの信託相談事例~」安部薫会員・中澤仁会員・西脇裕子会員によるミニドラマ。
ストーリーは、85歳の高齢者の認知症が進み、施設に入るにあたり、飼っているペットの世話をどうすればよいのか、だれにお願いをすればよいのかなど、行政書士としての業務がドラマ仕立てとなり、とても分かりやすい内容でした。
第3部では、質疑応答、情報交換(Zoomに限らず、コロナ対応等について)。スマホとPCとの使用方法の違い、無料と有料の違いなど様々な質問が挙がり、常木一典会員から丁寧に解説がありました。あっという間に終わりの時間となり支部長の田中誠会員の閉会の挨拶により無事に研修会が終了しました。休憩を挟み、18時10分より懇親会はZoomによる座談会。支部長の田中誠会員が座長を務め、開会の挨拶をし、各自用意した飲み物で乾杯。各自好きなおつまみを食べながら話も盛り上がり楽しい雰囲気で過ごしました。これからの新生活方式に向けて、あらゆる場所でウェブ会議は行われ、使いこなしていかなければならないと実感をしました。
(櫻井貴美子)