鎌倉支部&横須賀・三浦支部合同ボウリング大会のご報告

鎌倉支部&横須賀・三浦支部合同ボウリング大会のご報告

令和7年2月16日(日)ボウリング王国スポルト横須賀店にて横須賀・三浦支部との合同ボウリング大会を開催し、両支部から多くの会員が参加しました。

気合いを入れて事前に練習してきたという会員もいたようですが、多くの会員はボウリングが久しぶりでコツをつかむまで苦戦していたようです。

しばらくするとコツをつかみストライクを連発する会員も出てきて盛り上がり、皆でワイワイ楽しみながら充実した時間を過ごすことができました。

ボウリングの後は旬彩横須賀中央東口店に移動して懇親会を開催しました。

横須賀・三浦支部との合同ということで初めて顔を合わせる会員も多かったですが、美味しい料理とお酒を味わいながら業務に関する情報交換やたわいもない会話などをしているとすぐに打ち解けることができました。

新型コロナウィルス拡大以降、会員同士が直接交流する場が少なくなっていましたが、今回のボウリング大会・懇親会を通じて会員同士の交流を深めることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

齊藤 大一

令和6年度鎌倉支部第3回研修について 

令和7年2月28日、鎌倉市大船の鎌倉芸術館にて、令和6年度第3回鎌倉支部研修会を開催しました。

 

講師には、横浜中央支部の髙木亨先生を迎え、「家族信託〜行政書士として取り組む家族信託の実務〜」と題して講義していただきました。

家族信託は、行政書士にとって相続、遺言や成年後見とならんで関心が強いということもあり、鎌倉支部内外を問わず定員を上回る申込みがあり、大盛況でした。

講義は予定の2時間半では足りない勢いで、後半の質問コーナーでは基本書には無い実務レベルの深い質問が多く飛び出し、研修会ならではの成果が遂げられました。

 

研修会の後は、場所を大船駅近くの居酒屋に移し、懇親会を開催しました。

20名以上の支部内外からの参加者が有り、講師の髙木亨先生を囲んで更に家族信託や日頃の業務の談義に時間が許す限り盛り上がり、盛会のうちに終了しました。

今年度の研修会は最後となりますが、次年度の研修会もまた良いものとなりますように。

鈴木克尚

 

2025年6月無料相談会のお知らせ

【鎌倉市役所】 市民相談室
開催日: 6月 25日(水)午後1時~午後4時

※予約制(先着順)相談日の1週間前から受付。鎌倉市役所地域共生課 くらしと福祉の相談担当まで。
電話(0467-61-3864)

 

【逗子市役所】 3階市民協働課内相談室
開催日: 6月  4日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

    6月 18日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

※予約制(先着順)逗子市役所市民協働課まで。
電話(046-872-8156)

 

【葉山町役場】 2階相談室
開催日: 6月  5日(木)午後1時30分~午後4時

※予約制(先着順)葉山町役場町民健康課まで。
電話(046-876-1111)

自分を誉めてやりたい

2024年4月登録の笹沼武志と申します。
数年前、自分のサラリーマン生活をフルマラソンに例えれば40km付近を懸命に駆けている時に、「はて?この先のフィニッシュラインを越えた先で何をしようか」と思案した結果、41kmあたりで「行政書士!」という結論にたどり着きました。

会社員時代は海外関係会社を作ったり、励ましたり、畳んだりする仕事をしていました。同僚、交渉相手、お客様、取引先、などさまざまな国の方々と日々お付き合いをし、助けてもらったおかげでなんとかサバイバルできました。当時は泣きたくなるような毎日だったはずなのですが、いまはなぜか楽しかったことや美味しかったことしか頭に残っていません。

42.195kmを完走し、今度は自分のホームグラウンドである日本にいる外国人をサポートし彼ら彼女らに、楽しい美味しい思い出が残るようにとの思いを胸に、幾多の苦難を乗り越え行政書士の開業までたどり着きました。
まったく「自分を誉めてやりたい」気分です。

新米行政書士として外国人の方からご相談・お問い合わせを受けることはまだまだ少ないですが、日本がよりよい「多文化共生社会」になるために少しでも寄与することを願いつつ活動しています。
年齢は重ねていますが気分は新人です。

余談ですが、「はまぎく」の花言葉は「逆境に立ち向かう」だそうです。
これを知っていたのかどうかわかりませんが、妻が名づけてくれました。
まだ、誉めてもらっていませんが(笑)。

 

笹沼 武志

はまぎく行政書士事務所

2025年5月無料相談会のお知らせ

【鎌倉市役所】 市民相談室
開催日: 5月 28日(水)午後1時~午後4時

※予約制(先着順)相談日の1週間前から受付。鎌倉市役所地域共生課 くらしと福祉の相談担当まで。
電話(0467-61-3864)

 

【逗子市役所】 3階市民協働課内相談室
開催日: 5月  7日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

    5月 21日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

※予約制(先着順)逗子市役所市民協働課まで。
電話(046-872-8156)

 

【葉山町役場】 2階相談室
開催日: 5月  1日(木)午後1時30分~午後4時

※予約制(先着順)葉山町役場町民健康課まで。
電話(046-876-1111)

第2回支部研修会&忘年会

日 付:2024年12月13日(金)

時 間:16時~18時

参加人数:38人

場 所:二楽荘

 

鎌倉支部では、第二回支部研修として櫻井土地家屋調査士事務所より土地家屋調査士3名を講師に招き『建物の表示登記・測量 よくある質問Q&A』と題した研修会を開催しました。

研修前半は、建物についての表題・変更・滅失・区分登記についての内容でした。土地家屋調査士の行う不動産表題部登記と司法書士の行う権利部登記との違いなど初歩的な部分の確認的な説明があり、その後表題登記をすることの意義を始め、身近な建築物(例えば鎌倉の大仏)などを例に挙げてどんな形・用途の物が登記できるのか、などの細部に至る内容につきクイズ形式で和気藹々とした雰囲気の中説明がされました。更に行政書士が相続案件を受任した場合にあり得るような、長年放置されている未登記物件の処理方法についての話もあり、会員から質問が次々に飛び交い、講師達が熱心に実務例を挙げて回答する場面も見受けられました。

後半においては、土地についての表題・更正・分筆・合筆・地目変更等登記及び測量について話が続きました。行政書士にも比較的馴染みのある不動産の登記事項証明書や、やや馴染みの薄い公図や地積測量図について等、法務局関連書類に関する歴史的な経緯を交えた説明がありました。また行政書士が相続等で受任する案件の中で起こり得る土地の分筆の段取りについて、土地の境界の争いがあった場合の解決法についてなどは身近な話題でもあったので前半同様質問が飛び交い、終始賑やかで実務に非常に役立つ研修会となりました。

研修会後は、同会場二楽荘で忘年会がありました。美味しい料理を味わいつつ、鎌倉支部恒例の有志による演芸などが披露され和やかな宴となりました。

(山下 恵)

 

2025年4月無料相談会のお知らせ

【鎌倉市役所】 市民相談室
開催日: 4月 23日(水)午後1時~午後4時

※予約制(先着順)相談日の1週間前から受付。鎌倉市役所地域共生課 くらしと福祉の相談担当まで。
電話(0467-61-3864)

 

【逗子市役所】 3階市民協働課内相談室
開催日: 4月  2日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

    4月 16日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

※予約制(先着順)逗子市役所市民協働課まで。
電話(046-872-8156)

 

【葉山町役場】 2階相談室
開催日: 4月  3日(木)午後1時30分~午後4時

※予約制(先着順)葉山町役場町民健康課まで。
電話(046-876-1111)

受験の思い出など

定年となりサラリーマン人生を終えるに際し、厚生年金を勤労世代から仕送りとしてただ受け取るだけでなく、多少とも納税して世の中に役立つことはないかと思い、昨年4月に鎌倉支部の一員に加えて頂きました。行政法はかつて大学院での専攻だったということだけで受験を甘く考えていました。しかし、知らぬ間にずいぶんと老化が進行し、また民法や行政法は大幅な改正を経ていたことに後から気づき、行政書士試験は甘くなかった経験でした。

試験と言えば、これまでも簿記、通関士、介護研修などそれぞれの配属先での業務に必要なものはいろいろと受けてきましたが、中でも思い出深いのはUSCPA試験でした。2000年に赴任した当時、米州持株会社は内国歳入庁(IRS)から移転価格税務調査を受けていました。これは、東京の親会社に利益が移転するよう意図的に取引価格を操作することにより、米国法人の所得を低く抑えてその分アメリカでの課税を逃れているのではないかと疑われていたのです。身に覚えのないことで、無茶な言い掛かりでした。この税務調査への対応策について連日のように会計監査人と会議を重ねました。私は財務責任者(CFO)として監査人らと対等に議論し判断することを迫られました。加えて、連邦税のほか州税にも、自社の所得のみならず州外や米国外にあるグループ企業の所得も課税対象として合算する課税方式(unitary tax)があるのでややこしいです。米州持株会社は北米の10以上の州に支店、さらに南米とハワイを含めるとそれ以上の数の子会社を管轄していたので、税務のほか人事やコンプライアンスの問題も含めて各種トラブルの火消しに追われることになりました。

このような経緯からカリフォルニア州でCPA受験したのですが、このときに興味深い光景が見られました。少しご紹介すると、

・試験場は、海岸近くの自宅からFree Wayで1時間ほどの内陸にあるコンベンションセンターです。不正防止目的から私物は持込禁止であるため、受験者の荷物が建物の外にたくさん置かれていました(私は自分の車の中に残してきました)。

・試験時間は,午前と午後に各1科目ずつ、2日間で計4科目を実施します。4時間半の監査論(Audit)が終わると11月の陽はとっぷりと暮れていました。周囲を見ると途中で休憩する人、バナナで栄養補給する人など、それぞれに時間を過ごしていて、日本人との文化の違いが印象的な光景でした。

・見かけはアジア系の受験者も多かったのですが、言葉は中国語や韓国語ばかりが聞こえてきます。日本人を見掛けることはなかったのですが,小学校で「九九」を叩き込まれている日本人なら財務会計(Financial Accounting)の計算問題は暗算でけっこう対処できるものでした。

結局IRSの税務調査の結果はどうなったかというと、タフな交渉の結果我々は400万ドルの追徴課税を受け入れることで妥協せざるを得なくなりました。これについては後日談があり、米国では益金の繰延べ(carry forward)が可能なので,その後数年間、米国同時テロ後の業績悪化による損失によりこの400万ドルは私の在任中に何とか取り戻すことができました。振り返ってみると入社初年度から失敗ばかりのサラリーマン人生でしたが、CPA受験勉強のおかげで数少ないヒットを飛ばすことができました。ビーチサイドのカフェでバッファローウイングをつまみながら同僚と安いワインとコロナビールで祝杯を挙げた日のことが懐かしく思い出されます。

青木 昭夫

2025年3月無料相談会のお知らせ

【鎌倉市役所】 市民相談室
開催日: 3月 26日(水)午後1時~午後4時

※予約制(先着順)相談日の1週間前から受付。鎌倉市役所地域共生課 くらしと福祉の相談担当まで。
電話(0467-61-3864)

 

【逗子市役所】 3階市民協働課内相談室
開催日: 3月  5日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

    3月 19日(水)午前9時~12時 午後1時~午後4時

※予約制(先着順)逗子市役所市民協働課まで。
電話(046-872-8156)

 

【葉山町役場】 2階相談室
開催日: 3月  6日(木)午後1時30分~午後4時

※予約制(先着順)葉山町役場町民健康課まで。
電話(046-876-1111)

鎌倉市立図書館セミナーの報告

テーマ
明るい終活のお話 ~お一人になっても、独りぼっちにならないための老後の備え~

 

鎌倉支部では、10月27日(土)鎌倉市立中央図書館において4年ぶりとなる図書館セミナー「暮らしの役立ち講座」を開催しました。参加者は17名でした。

セミナーでは、当支部会員の湯前大作先生が「【明るい終活のお話】~お一人になっても、独りぼっちにならないための老後の備え~」というテーマで講師を務め、2名の手話通訳付きで行われました。この手配は、図書館が情報発信を積極的に行い、障害のある方々にも広く参加していただきたいという思いから実現したものです。

前半では「お金と介護」に焦点を当て、後半は主に予防可能な認知症についての内容でした。最後には、元気なうちに「やっておきたいことリスト」として、遺言書や任意後見契約書の作成など9項目について触れ、その理由も説明しました。参加者は時折笑い声を交えながら、熱心に耳を傾けていました。

図書館の担当者からも、「これまで聞いたことがないような事例や内容が聴けて、とても参考になった」との感想をいただきました。

本セミナーは、多様な要素を盛り込んだ講義であり、参加者の皆様が日常生活の中で「こういうことが不安だったのだな」と気づくきっかけになれば幸いです。

(星原 進)