令和5年度第1回支部研修会報告

令和5年度第1回支部研修会報告

テーマ:「知っておきたい終活と墓じまい

                                  ~行政のトップランナーと、現役僧侶に聞く~」

講 師:横須賀市地域福祉課就活支援センター主査 福祉専門官           北見万幸様

      長運寺(葉山町)                         遠藤陽仁住職

      湘南海洋葬                                  関口雄貴様

参加者:32名(うち他支部6名)

 

鎌倉支部では、10月31日逗子「佛縁堂あみりと」2階で研修会を行いました。

第1部では、横須賀市が取組んでいる2つの制度についてお話をしていただきました。ポイントは、住民の安心と尊厳のための終活支援であり、本人の思いそのものではなく、本人の生前の思いを知るための、行政側が関与する終活情報登録制度ということです。周没期に「誰もひとりにさせない」という、横須賀市の強い思いが込められ、身につまされる事例等もありましたが、講師のユーモアある語り掛けで、ときに笑いに包まれながらも興味深い内容でした。

第2部は、現役ご住職から「知っておきたい墓じまい」のテーマで、現状の問題点、トラブル回避等への注意事項を、海洋葬に関しては、新しい供養の形である海洋散骨についてお聴きしました。

研修会終了後は、講師3名もお招きし懇親会を開催しました。参加者は合計23名。ハロウィンの当日ということで、仮装にも気合を入れて参加するようにとの支部役員の指示もあり賑やかな宴席は盛会のうちに終了しました。

(星原 進)